母子家庭で限界!と思っても行動をおこすのにはたくさんの壁がありますよね?
例えばわたしは
- 非課税世帯でお金がない
- 自分さえ我慢すればいい
- 親の勝手でこれ以上辛い思いはさせられない
- そもそもどうしたいいのか分からない
ここまでの気持ちを抱えながらも仕事や育児、家事などで毎日を乗り切るっことが必死だとゆっくり考える余裕はありません。
それがある日突然キャパオーバーをおこしてしまうこともあります。
そんなときにわたしの味方になってくれたのが『乳児院』でした。
『乳児院』ってどのようなイメージを持たれるでしょうか?
わたしも実際に利用するまでTVでのイメージが先行してしまい
そのようなわたしが何故このようなブログを書いているのか。
実際に利用してみると『乳児院』に対して勝手な思い込みもありました。
なにより今真剣に母子家庭で限界で悩んでらっしゃる方に、少しでも参考になれば嬉しいなという思いで書いています。
今回わたしが感じたあまり知られていない『乳児院』についての記事になっています。
- なぜ乳児院を利用することになったのか
- 実際に2つの乳児院を利用してみての体験談
- 預けていた理由
Contents
母子家庭で限界!『乳児院を利用する経緯』

DVにあい着の身着のまま逃げたわたしと当時1歳と2歳子どもたち。
急に始まった母子生活で
- 育児
- 仕事
- 調停
ひとりでいきなり抱え込むことになりました。
乳児院をすすめられた理由(条件ではありません)と利用経緯は以下のとおりです。
乳児院を意識したきっかけ『すすめられた』
住んでいる母子生活支援施設で乳児院でのリフレッシュステイをすすめられていました。
それが以下の理由です。
1.夜泣きに授乳で全然寝れない
寝れない状態で仕事に育児でボロボロでいつもピリピリしていた。
2・母子家庭は負担がかかりすぎる
仕事に育児に家事に調停、別居までの土壇場でほどよく息抜きしたほうがいい。
かたくなに拒否した乳児院『利用した理由』
乳児院は行かせたくないと思っていたわたしが、なぜ行かせるようになったか。
それは、年子姉弟の当時1歳の弟の入院でした。
病院では一緒に当時2歳の姉も泊まることができませんでした。
仕方なく母子生活支援施設に預け先を探していただき、乳児院を利用することになりました。
そこから何度も子どもたちが姉3歳と弟2歳になるまで預けていました。
母子家庭で限界!2つの乳児院を利用してみて

実際利用してみた感想。
1つ目の乳児院は緊急的に利用できる。
2つ目の乳児院はリフレッシュ目的がメイン。
私の場合2つしか利用していませんが利用内容が全く違うことも知らなかったので、もし緊急時に利用を考えている方がいれば一度電話して聞いてみる、もしくは登録だけでも済ませておきましょう。
色々な乳児院があるという視点で参考にしていただきたいと思います。
①緊急で利用できるような乳児院
私の場合は下の子の緊急入院で利用しました。
コンタクトは入所中の母子生活支援施設でしていただきました。
ー持ちものー
- 母子手帳
- 印鑑
- 保険証
- こども医療費受給者書
着替え
施設で借りれるの必要なし。
当日着させていた服を洗濯し帰りに着させてくれます。
おむつやおしり拭き
おむつやおしりふきなども施設で用意してくれていて、いくら使用しても追加料金もなし。
ー予約方法ー
基本いつでも受け入れされています。
ー利用時間ー
受け入れ時間の決まりはないですが事前相談。
②リフレッシュ目的がメインの乳児院
ー持ちものー
- 母子手帳
- 印鑑
- 保険証
- こども医療費受給者書
ここまではどこの乳児院も同じです。
- おむつ
- おしりふき
- 着替え上下
- 着替え入れる袋
- 歯ブラシ
- 哺乳瓶(授乳は必要な場合)
ー予約方法ー
基本土曜日からの1泊2日。
利用日が1日から15日は前月15
例)8月1日から15日の間の土曜日で利用したい場合
7月15日から予約スタート
→10:00から12:30で希望日の連絡
→選考し再度利用できるか施設から返事
もし連絡が遅れてしまった場合はキャンセル待ちになりました。
余談です
残念だったのが一部の利用者の方と施設がもめっていたのか、途中施設の方の対応が厳しいくなってきました。
個別に対応は変えられないと言われたのは納得ですが、不信感の連続でした。
1.乳児院利用で来院した際に口頭で『次回の利用の予約をしたい』と言ったときのこと
電話でしか受け付けていないので目の前で電話してくださいと。
目の前にいる方に、目の前にある電話に電話させられた。
2.本当に利用してほしい方の判断基準は?と質問した時のこと
利用者の顔色など…とあいまいな答え。
それなら面談でひとりひとりの現状を把握しておくべきではないでしょうか?私の場合は死活問題なのでとお伝えしましたが、あなたの場合は大丈夫だとあいまいな回答しかもらえずでした。
ある一人の方の対応が過敏になりすぎ、堅苦しく息が詰まってきたので利用をやめましたが、全体的な保育はとても丁寧にされていました。
ー利用時間ー
来院
9:00から10:00(昼ごはん前から)
14:00から16:00(昼寝のあと)
お迎え
17:00まで
乳児院の利用内容はそれぞれ、まずはお問い合わせを
乳児院によって全く違うことが分かっていただけたと思います。
- 持ちもの
- 受け入れ方法
- 利用方法
まずは管轄の役所『こども家庭課』にお問い合わせしてください※よび方は各自治体でことなります。
利用できる乳児院または児童養護施設の教えていただけます。
そこからどのように利用するまですすめていくかを後日記事にまとめます。
お急ぎの方は『こども家庭課』でも聞けますので安心してくださいね。
母子家庭で限界!『乳児院に預けていた理由』

一歩を踏み込むことは何事も勇気が必要だし、大切な子どもを預けるのは極力避けたことです。
でも体験者のわたしから言わせてください。
あなたが無理して身体を壊し取り返しのつかないことになってしまったらどうでしょうか?
当時のわたしは不安を振り切るため必死でした。
よく言えば家族を守るために一生懸命。
悪く言えば自己満足。
でも結果なにかあって困るのは子どもたちです。
そしてその姿をみて辛いのはあなたです。
- ひとりの時間をつくり立ち止まる
- 何かあったときの子どもたち、ママの居場所をつくる
乳児院の利用は考え方次第で、母と子の関係がより良くなるための居場所となりえます。
乳児院によっては母と子の心理的なケアも積極的におこなっている所もあるので、一度探してみて、相談されてみてはいかがでしょうか?