わたしはシングルマザーで現在3歳と4歳の姉弟を育児しています。
3歳児と言えば
- イヤイヤもまだある
- 体も大きくなり扱いが大変
- しゃべれるようになるがこちらが理解できないと怒る
このようにまだまだ手がかかります。
現在上の子が4歳児になり、成長を振り返ると自分のことはある程度できるようになったり言葉も上手に伝えられるようになってきています。
この上の子の成長を感じた時、小さな一つのゴールがみえました。
下の3歳児もそこまでたどり着けばなんとかなりそう。
現在の2人の様子は4歳児の姉が3歳児の弟の世話をしたり、また弟が姉に甘えたり、なぜか公共のトイレを使ったときにペーパータオルは姉にとってほしいとか、姉に愚図りそんなお世話を焼くのが楽しいようで母親としては少し負担が減りました。
笑える場面が増えるだけで育児ってやりがいを感じたり、心が軽くなったりします。
3歳児になると周りのこども達と遊んだり興味を持つ年ごろなので、今は勝手に2人で遊んでいます。
このようなことから年子育児は3歳と4歳がとりあえずの小さなゴールへのラストスパートにもなると思いますので、今回この記事では年子育児を成長段階見て感じたことを少しでも年子育児ママの心配や不安が減らせるかを考えズボラのわたしが書いていきます。
Contents
年子育児は戦争!備えあればうれいなしではない

こども相手に万全というものは存在しません。
なれが幼児期の年子育児は言葉が通じない生物が2体、だからって単純に×2になるわけではありません。
相乗効果で手のつけようもなく、呆然と見届けているという状態もあったりします。
はじめは周りの目も気にしていましたが、毎日のことなので気にならなくなりました。
お母さん放置しすぎ…!?もう気にしすぎはやめよう
迷惑かけている立場が言うのもなんですが、それでもこどもなので仕方ない事が大半じゃないでしょうか。
ただ想像力を持つことも大切ですよね。
電車でこどもがうるさい、赤ちゃんの場合は完全に仕方ないと思います。
それが少しなんとかなる年齢でどうしても人が多い電車に乗る場合はスマホを持たせるか、絵本やおもちゃを持ち歩くなど一応やり方はあります。
それでも騒ぐ場合は仕方ないし公共の乗り物なので、色んなことがあって当然です。
それでも文句言ってくる人がいるとします。
例えば乗客が『大切なプレゼンがあるのに、うるさくてイライラする!どうしてくれるんだ!』と文句を言ったとします。
でも、文句で返答するなら『そんなに大事なら、早く出勤して、近くの喫茶店や会社でやってろ。そもそもそんなもんは家でやっとけ。』となります。
子連れに対しての文句言いも同じですよね。『時間ずらせ』や、こども抱えてるのに『ベビーカーたため』だの『タクシー使え』無責任のやり取りは本当に気にしなくていいと思っています。
年子育児とは諦めである
外でこどもが手に負えないとき、少しやり方変えてみたら?とか押してダメなら引いてみろ的な考えも分かりますが、何してもダメな時もあれば、一瞬で終わることもあるし、言わば結果論。
いちいちこちらも毎回追及したり、反省会していたら気が持ちません。
そもそもこどももなんで怒っているか分かっていないこともあります。
それでも育児1人目は少しでも気分を損ねないようにと先手必勝で動いたり、不満が出ないように下準備して促したり、悪戦苦闘していたのが上の子の時です。
うまくいかないときは腹がたつし、悲しくなります。
でもある時こどもに期待したり、ビビったり、こびたりするような育児をしていることに気付いたきっかけがありました。
わたしはその日、上の子の誕生日だったので喜んでもらえたらいいなと楽しみにしていました。
動物園に行って、可愛いお子さまランチを注文して、ずっと付き添って全力で向き合いました。
本当に幸せなひと時でした。
でも帰りに切符を買う時、自分がお金を入れたかったと全力で泣いて、その姿はこの世の終わりのようでした。
その時悟りました。
この子は一瞬一瞬を生きていて、わたしがどうしてあげたかったかは意味を持たないしむしろ関係ない。
わたしは悲しい思いと同時に、この子はすでにひとりの人間で自分の気持ちや気分は自分で何とかしないといけないと気持ちが楽になりました。
これから本人の予想もしなかった事が出てきたときに問題を解決できる力を持つことも大切だし、もしかしたらわたしはこのきっかけをいちいち無くしていたのかも知れない。
母子家庭だしかわいそうな場面もあるかも知れないけど、自信をもって自分がこどもといて幸せだったといえる人生したい。
こどもに対する愛だけは無償だし何があっても守るに決まってるからわたし主体に考えよう。
いい意味で諦めるし、期待しない。
年子育児はできるだけこども主体はやめよう(自論)
わたしは外でひっくり返っていても過敏にならず放置しています。
触れたら怒ることもあるし、抱っこしてほしいときもあると思うので一応自分なりのこどもの取扱説明書で
- 抱っこの確認
- 共感してみる
- 違うことを提案してみる
この3つをしてダメならこっちも放置って決め込みます。
そして5分ごとにくらいに3つ試してダメなら放置の繰り返しです。
危ない場所なら隅の方まで運んでいきますし、うるさくしたらいけない場所では、エントランスなどに出します。
どうぞお好きにひっくり返って下さいと眺めながら夜ご飯のことなど考えています。
その間は上の子と親密にしているとまた違うことで怒り出すので、スマホを見せたり、上の子には『下の子はまだ小さいから少し待ってあげてね。お姉ちゃんって待ってあげれるの凄いね。ありがとう。』と声をかけたりします。
すると『下の子に声かけてくる』と優しく言ってくれたり、『次〇〇組(進級する組)になるから』と誇らしげになったり、それでも我慢してかわいそうなこともあります。
それでもわたしの家は母子家庭で頼る人もいないのでそれぞれの役割を持つしかないので、できる限り自分の役割が負担にならないように、家族一丸になれるよう成長を手助けできたらなと思います。
年子育児の任務は死なせないこと

何がおこるか、何をしでかしてくれるか分かりません。
正直、年子育児の任務は日々死なせなきゃ完了レベルだと思います。
大変だったのは下の子が0歳児から3歳児の間、上の子が1歳児から4歳児までです。
それを過ぎても大変ですが、次元が違います。
なんせ、予測不可能で意思疎通があまりできない(理性が保てないので)
年子育児の任務『死なせないためには徹底マークせよ』
外で遊ばせに行くと、別々の方向に走り出し全く違う遊びをしだします。
そんな時のわたしといえば、元バスケ部だけありディフェンスのようにこどもをマークし目はスナイパーのようです。
我が子を見る目ではありません…。
ひとりの遊びの相手に集中しすぎるともうひとりの様子が見れないので、偏って遊ぶことはせず、声は拡声器のように使います。
突発的になにかしでかしそうな下の子寄りをマークし、声で上の子に何かあれば注意する。
わたしの家に限ったことかも知れませんが、1人より2人の方がこども達も心強いのかどこに行っても物おじしません。
なので人見知りが無いので結構周りと遊びだす3歳4歳になったらガツガツと2人で遊びに行ってくれるので一気に手が離れたような感覚になりました。
年子育児の任務『死なせないためには食いつなげよう』
日々の育児、家事、仕事がある人も専業の方もそれぞれ大変ですよね。
だからといって食べさせないのはダメなので、レトルトを買いこみましょう。
こどもはカレーが大好きなもんです。災害時も役立ちます。
ものすごく元気な日に野菜はまとめて切って小分けして冷凍しておきます。そして少し元気な日は焼きそばにしたり、みそ汁にしたりあとはウインナーをチンしたりごはんでよくないですか?
お惣菜なんかあれば最高です。
それでもお腹すいたならスナックパンあげて食いつないでもらいましょう。
年子育児の任務『死なせないためにはビデオに頼ろう』
育児って毎日のことできれいごとや頑張りじゃあ乗り切れないとき、そんな時や、台風や大雨などの災害時は逃げ場もなく育児が煮詰まってしまう事ありますよね。
そんなときはもう、YouTubeかAmazonプライムのビデオに頼りましょう。
ダラダラ家で過ごすときはYouTubeはあまりおすすめできません。
なぜなら関連動画で見せたくないものも勝手に流れてしまうかも知れないからです。
その点Amazonプライムのビデオは親が選んだものを見せられるし、英語学習、恐竜のおはなしなどただの時間つぶしにならないようにできて、放置している罪悪感も軽減します。
そんなことをしているうちにビデオ飽きてこども達は勝手に遊びだしたりします。
年子育児してるママはすごい
年子育児をしていると本当にメンタルが強くなります。
今や開き直って育児しています。
うるさいと言われようが、嫌な目で見られようが関係ありません。
無責任な人ほど色々と言ってきます。
以前自転車に乗っているときに、こどもが『ギャー』と大声でさわぎました。
その時そりゃまた大きな声でおばあちゃんが『うるさいんじゃ。』っていてきたので、『こわいおばあちゃんにおこられるで。』と注意しました。
しかしこどもは何食わぬ顔して聞いてもいないようでした。
こどもって興味ない事って本当にスルーで感心しました。
わたし自身、親になり色々な人の育児をみる機会もありますが、一コマだけ切り取って育児は語れないものだと思っています。
育児は頑張ったからって結果が付いてくるわけではありません。
頑張りもせず、何もせず迷惑をかけてもいいとは思いませんが、頑張りすぎず自分らしい育児を1人でも多く楽しんでいけたらと思いこの記事を書きました。